■日常的なトラブル
ストーマ部位の皮膚に接着する皮膚保護剤の面板は、装着後徐々に粘着力が劣化するほか水分に溶けやすいので、排泄される便・尿や発汗によって剥がれやすくなる。このため、排泄物が皮膚と面板の間から漏れる或いは面板が皮膚から剥がれて排泄物で下着を汚す、臭いが漏れるなどオストメイトが動転するトラブルが時々起こる。
また、皮膚保護剤が溶けるほかに皮膚と皮膚保護剤面板の接着が不十分などの原因で排泄物が皮膚に付着すると、短時間で皮膚障害を起こすことになるので速やかに皮膚の清拭・洗浄、ストーマ装具の交換・装着などの処置をしなければならない。この処置が的確に行われないと、ただれなどの発症により皮膚の状態が悪化してストーマ装具の装着が困難になる。このほかに、皮膚保護剤の材質によるかぶれなども起こる。


