■オストメイトの日常生活
オストメイトは、排泄行為の面やストーマのセルフケア、合併症などの問題、日常的なトラブルなどを除けば、食事、入浴、衣服などのほか学校・職場・地域での生活、外出・スポーツ・旅行など日常生活上で特に制限を受けることはないといわれている。しかしながら、健常者とは異なり機能障害があるので注意すべき事項があり、ストーマに負担がかかることは極力避ける必要がある。
多くのオストメイトは、病院の看護師からこれらの指導を受けているが、当協会で開催しているオストミー講習会・体験交流会・相談会などのほか参考書やWebサイトのホームページなどで知識の吸収に努めている。
オストメイトは、ストーマや腹部に装着しているストーマ装具を他人に見られたくないという心理が強い。また、排泄に関わることはタブーという社会的偏見の中で、オストメイトであることを他人に知られたくないという思いも強い。人工肛門・人工膀胱をストーマといい、蓄便袋・蓄尿袋のことをパウチと表現するなど当協会や医療関係機関で外来の用語を使用するのは、オストメイトの心理への配慮を反映している。


