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オストメイトの生活ニーズ

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■はじめに

オストメイトとは、人工肛門・人工膀胱(これをストーマという)を腹部に造設された身体障害者をいい、外見上は身体障害者であることが判別しにくい。オストメイトは、手術による排泄部位と排泄処理方法の身体機能変化によって生じる。

■オストメイトの特徴

オストメイト(人工肛門・人工膀胱保有者)は、排泄に関わることは他人に知られたくないとの思いが強く、社会的偏見もあって隠したがる傾向にあり目立たない存在である。

しかしながら、オストメイトにとっては生まれながらの大腸の一部または全部・肛門あるいは膀胱・尿道を手術によって切除され、新たに造設されたストーマ (排泄孔)から排泄することになる身体機能の変化は、大変ショックなことであり精神的なダメージが大きく、したがって事態の変化を認識し立ち直るのは容易ではない。いうなれば、自分だけが何の因果でこんなひどいことになったのか、これからの人生はどうなるのかなどの精神的な葛藤と他人と異なる身体となったことの屈辱感、先行きを予測できない焦燥感をどのように乗り越えていくかという問題である。

オストメイトが社会復帰するには、精神的に自立する努力のもとに、ストーマのセルフケアを確立すると共に家族など周りの理解と協力を得て、ストーマを受容し健常者とは若干異なるオストミー生活を新たに構築していかなければならない。

わが国におけるオストメイトの数は、10万人を超えると見られており、大腸がん・膀胱がんの発症との関係で高齢のオストメイト比率が高い。

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