ストーマ装具について
装具取扱上の注意点
●装具の選定方法
| 1. | ストーマ装具の選択に関しては、次の二つのことが基本的条件である。 第一は、自分のストーマが少なくとも、コロストミー(結腸人工肛門)、イレオストミー(回腸人工肛門)、ウロストミー(人工膀胱)のいずれであるかを認識して、自分のストーマに適合する装具を選んで装着しなければならない。このためには、必ず主治医に自分のストーマに関して確認しておく必要がある。 第二は、ストーマ装具は、ストーマ径(大きさ)に合わせてサイズを選択する必要があるので、自分のストーマ径を熟知して、これに適合するサイズの装具を選ぶ必要がある。 この場合、ストーマ装具のサイズは、装具に添付されているストーマ径測定用の型紙(ストーマメジャー)で、ストーマ径を測って決めるのが無難である。少なくとも術後6カ月間は、ストーマに変化が生じるので、こまめに測定する必要がある。また、その後も時々はストーマ径を確認することを忘れないように。 |
| 2. | ストーマの形状やストーマ周囲の皮膚の状態等は、人それぞれに異なるので、他人にとって最適な装具が自分にもその通りによいとは限らない。他のオストメイトの装具や皮膚表面の補正方法を参考にするときは、相手と自分の状態が近似しているかどうかを、まず判別する必要がある。 すなわち、自分と同じストーマの持ち主なのか(コロストミー、イレオストミー、ウロストミーの別)、ストーマが皮膚表面に突起・陥没・平坦のいずれなのかが、まず比較の基準線である。その上で、コロストミーでも便の性状が軟便傾向か硬便なのか、排便処理が自然排便法か洗腸法なのか、ウロストミーの場合は回腸導管かそれ以外か、また、皮膚障害を起こした経験の有無等について、最低でもこれらの比較が必要となる。 他人の話をうのみにすると、失敗のもとになるということを心得ておくべきである。特に、イレオストミーの場合は、皮膚の管理が難しいので慎重を期し、判断がつかないときは、ET/WOCナース・ストーマ外来等の専門的指導を受けること。 同じような条件のオストメイトを見出すには、当協会のような多人数参加の集会等が、最も適しているのはいうまでもないことである。 |


