主な福祉制度
身体障害者手帳による福祉サービス
【ストーマ用品とは】
ストーマ用品は、『ストーマ装具の装着時に、皮膚の保護・排泄物の漏れ防止・皮膚への装具密着などのために使用する各種用品』という定義に該当するものとして、下記に示す13品目がストーマ装具及び洗腸用具と共に、厚生労働省から日常生活用具の排泄管理支援用具として認められている。
| No. | 品目 | 用途 |
| 1. | 皮膚保護ペースト/皮膚保護パテ | ペースト状の皮膚保護剤は、ストーマ周囲の皮膚のしわ・くぼみによる凹凸を埋めて皮膚の表面を平坦にするので、ストーマ装具の皮膚保護剤面板の粘着を助長し排泄物の漏れを防止することができる。ストーマ周囲の皮膚形状が良くないオストメイトに必要である。 |
| 2. | 皮膚保護パウダー | パウダー状の皮膚保護剤は、ストーマ周囲の皮膚がじめじめして皮膚保護剤面板が粘着しない場合に振りかけて皮膚を保護し密着させ、またはストーマと皮膚保護剤面板の隙間に露出している皮膚に振りかけて皮膚への排泄物付着を防ぐために必要なものであり、多くのオストメイトが常用している。 |
| 3. | 皮膚保護ウエハー | ウエハー状の成形可能な皮膚保護剤は、ストーマ周囲の皮膚のしわ・くぼみによる凹凸を補正してストーマ装具の皮膚保護剤面板の密着性を高めシールとして使用する。ストーマ周囲の皮膚形状が良くないオストメイトに必要である。 |
| 4. | コンベックス・インサート | ストーマ周囲の皮膚と皮膚保護剤面板を密着させるために、面板のフランジ部分にリング状のものを嵌め込んで凸面を作り排泄物の漏れを防止する。コンベックス内蔵の面板を使用しない場合に必要である。 |
| 5. | 固定用ベルト | ストーマ装具のパウチ(ストーマ袋)の部分を固定し、身体の動きで装具がずれたりはがれたりしないようにする脱落防止用として必要である。 |
| 6. | 剥離剤(リムーバー) | 皮膚保護剤や粘着テープ等の粘着力が強い場合に、皮膚に刺激を与えずにこれらを剥がす液体で、ストーマ装具の交換時に使用する。 |
| 7. | 皮膚被膜剤(スキンバリア) | ストーマ周囲の皮膚を排泄物やテープ類などの刺激から守るために、皮膚に塗って薄い被膜をつくる。皮膚がかぶれ易いオストメイトに必要である。 |
| 8. | レッグバッグ(下肢装着用蓄尿袋) | 遠出や就寝時などで長時間にわたり排出処理ができない時には、通常のパウチ(ストーマ袋)では蓄尿が難しい場合が起こるので、予備の蓄尿袋と接続することにより蓄尿量を増やすことができる。特に、就寝時に欠かせない用品である。 |
| 9. | ナイト・ドレーナージバッグ(夜間用蓄尿袋) | レッグバッグと同様に、就寝時、通常のパウチ(ストーマ袋)に接続して蓄尿するもので、就寝時に欠かせない用品である。 |
| 10. | パウチカバー | 発汗により、ストーマ装具のパウチ(ストーマ袋)部分で蒸れを起こして皮膚に真菌などが発症するのを防ぐために、パウチにかぶせて汗を吸収する布地のもので、特に夏季に使用する。 |
| 11. | サージカルテープ | ストーマ装具の皮膚保護剤面板の皮膚への密着を助長するために面板の周囲に貼り付けるもので、かぶれにくい特性を有する粘着性のテープである。市販品で代替することは不適当。 |
| 12. | 皮膚保護剤穴あけ専用はさみ | 刃の部分が緩やかにカーブしている曲剪専用のはさみで、皮膚保護剤面板の中心部分をストーマのサイズに合わせて円形に穴をあける作業にはなくてはならないものである。この合わせ作業は精度を必要とするので、市販のはさみは不適当。 |
| 13. | 消臭剤 | パウチ(ストーマ袋)内の排泄物の臭いを脱臭するために開発されたもので、パウチの中に入れて使用する。市販品にはこのような特殊な用途のものはない。 |


