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役立つ情報

日常生活上の注意

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ストーマ生活に関するノー・ハウ

●旅行について

  • ストーマのセルフケアが十分に出来て、予期せぬ事態にも或る程度対応できる自信がもてるようになれば、旅行を楽しむ機会を増やすことが可能となります。しかし、旅行中は胃腸の調子が狂うことがあるので、下痢止め、整腸剤等を忘れずに持参しましょう。
  • 最初は家族や友人と一緒にトライしてみるのが良いでしょう。当協会などオストメイトグループが主催する研修旅行への参加は、自信を付ける上で最適といえます。ここでは、ノウハウの習得、失敗があっても適切な指導が受けられるので安心して参加できます。

【体験上のアドバイスとして】

1. ストーマ装具は、多めに持参することを忘れてはならない。体調によっては装具を早めに交換しなければならないとか、滞在が長引くなど予期せぬ事態が起こるからである。
2. 装具と用具類は、常に持ち歩くことができる携帯バックと衣類等の収納バック等とに二分して持参する。この場合、携帯バックは常に手元から離さず、装具と用具類は使用した分を補充することを忘れないように。
携帯バックには、ティッシュペーパー、洗浄綿の他にビニール袋と新聞紙を入れておくと、便が漏れたときの処置、トイレの床に荷物を置くのに役立つ。
3. 海外旅行の場合は、不測の事態に備えて航空機の機内に持ち込む手荷物には、多めに装具及び用具類を入れておくようにする。空便などで預けた荷物が届くのに、かなりの時間を要する等の不具合がしばしば起きている。
その他の交通機関の場合も、装具類を身近に確保しておくのが無難である。
4. 次の行程に移る前に、こまめにトイレへ行って排尿・排便を済ませておけば、気分的に余裕が生じて快適に過ごすことができる。同時にストーマ装具の状態もチェックしておくのが良い。 特に、トイレの無い長距離バスやトイレが数少ない車両に乗車する時は、これを忘れてはならない。また、長時間乗車の場合は、トイレが設置されている車両に近い位置に乗車すると、いざという時に安心である。
団体旅行で装具交換のためトイレに行く時は、ガイドか周りの人に声を掛けておくことを忘れないようにする。観光バスに置いていかれたという話がよくある。
5. 海外旅行先では、国内のようにトイレが簡単に見つかるとは限らない。ツアーなどの自由行動で動くときは、目的地までの行動範囲内のどの辺りに公共トイレ(美術館、図書館、ホテル、デパート、教会など)があるか事前に確認しておくと良い。言葉がうまく通じないとか、ショッピング・モールなどの街中で、トイレをさがし歩くことになりかねないからである。
6. 洗腸の場合は、旅行先のトイレに洗腸用バックを引っ掛けるフックがあるとは限らないので、伸縮自在の三脚パイプを持参するか、その他にトイレのドアーの蝶番にビニール紐を引っ掛ける、S状フックの使用等のノウハウがあるので、経験者のアドバイスを受けておくとよい。
海外旅行先では、飲料に適さない水は洗腸にも使えないので、ミネラルウォーターを使用すること。
また、ウロストミー(人工膀胱)は水分補給のために、ミネラルウォーターのペットボトルをスーパーマーケットなどで買い求めることを忘れないようにする。
7. 共同浴場では、目立たない肌色のミニパウチを装着するか、そのままパウチ内を空にして目立たないようにするため、パウチをくるくるとまるめてサージカルテープ等で固定して入浴する。硫黄泉に入浴する時は、個人風呂の場合でも、ストーマが直接これに触れないように装具を付ける。(自宅での硫黄入り入浴剤の場合でも同じである。)
共同浴場の洗い場では、左側にストーマがある人は左端に、右側にある人は右端に位置すると隣りを気にしなくて済む。入浴時間は食前が無難であり、浴場には万一の場合に備えて装具一組を持参するようにしたい。
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