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役立つ情報

オストメイトの災害対策

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まずは周到な用意を

避難時に持出す装具の用意

  • 1. 日常の交換・装着のために保管している装具とは別に、避難時の『手持ち用装具』として、ストーマ用品・小物類も必要最小限含めて2週間分(災害時に日常使用している装具が入手できるまでの安全確保に要する日数)をまとめておく。手持ち用装具は、「小さなバッグ」に入れておくと使い勝手や持ち運び・保管の面で便利である。
  • 2. 衣服のポケットなどに入れて肌身から離さず所持する『緊急用装具』として、ツーピースのフランジ(面板)1〜2枚と複数のストーマ袋、またはワンピース2枚程度のほか、予備のクリップやストーマ用品・小物類を必要最小限含めてまとめておく。緊急用装具は、「チャック付き収納袋」に入れておくとポケットなどに収まりやすい。
  • 3. 皮膚保護剤の面板は、ストーマのサイズに合わせて穴をあけ、すぐ装着できるようにしておくと緊急時に役に立つ。
  • 4. イレオストミー(回腸人工肛門)の人は勿論のことコロストミー(結腸人工肛門)の人は、ドレーナブル・ストーマ袋(下部開放型)を入れておく。ストーマ袋交換の手間が省けるので、避難所などの不便な場所では都合がよい。
(注)
  1. ストーマ用品は、ストーマ装具の装着時に、皮膚の保護・排泄物の漏れ防止・皮膚への装具密着などのために使用する各種用品をいい、補正用皮膚保護剤、コンベックス・インサート(凸型リング)、固定用ベルト、皮膚被膜剤、剥離剤、皮膚保護剤穴あけ用はさみ、サージカルテープ、消臭剤、ストーマ袋カバーなどがある。このほかに、レッグバッグ(下肢装着用蓄尿袋)、ナイト・ドレーナージバッグ(夜間用蓄尿袋)も含まれる。
  2. 小物類は、ストーマ装具の装着時に使用するものをいい、皮膚を清拭するための物品、メジャーリングガイドなど型紙、ティッシュペーパー、ウェットティシュ、タオル、ビニール袋、ボールペンなどのほか、ウロストミー(人工膀胱)の人が使うロールガーゼ、紙おむつ・生理用ナプキンや使用済み装具を捨てる時に入れるゴミ袋がある。

洗腸している人の注意

  • 1. 災害時は、上水道の破損や避難先での洗腸場所の確保が困難などで、洗腸に適さない状況になるといわれている。このため、洗腸している人は、自然排便に頼らざるを得ないと思われるので、面倒でも普段から自然排便法にも慣れるようにしておく。
  • 2. 自然排便の場合は、当然のことながら自然排便用の装具を用意しておかなければならない。
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